村上虹郎の小さい頃・若い頃画像を集めました。
UAと村上淳のどちらに似てる?
村上虹郎の経歴プロフィール
本名:村上虹郎(むらかみ にじろう)
生年月日:1997年3月17日
出身地:東京都
身長:168㎝
事務所:ディケイド
父:村上淳
母:UA
村上虹郎さんは当時イケメン俳優として知られていた村上淳さんと、個性派のシンガーであるUAさんの長男として誕生しました。
お二人とも、とても個性的なアーティストですが、今の虹郎さんの顔立ち、そして表情はご両親の若いころの良いところを受け継ぎ、ブレンドされた感じになってきています。
UAさん。
村上淳さん。
その後、ご両親は離婚され、母・UAさんのもとで暮らしていましたが、彼女が再婚されて兄弟も生まれ、ご家族で沖縄やカナダに移住しています。
高校生活はモントリオールで過ごしていたようですが、日本にいた時の彼の学生生活は『シュタイナー』という、ちょっと特殊なスタイルの学校で過ごしていました。
そこでの意外なご縁があったのは、斎藤工さんです。
彼も、この学校の卒業生であったことで、通じるものがあるようですね。
この学校は、日本の学校のように、文部省の管理を受けないことから、自由でのびのびと創造性を伸ばしていくというフリーダムな時間を過ごしていたことも、ご本人の今に大きく影響しているものと思われます。
彼が中学生の頃に、母・UAさんのスタジオを兼ねたご自宅が全焼するというつらい経験もなさっているのですが、それをテレビのトーク番組で面白おかしくさらりと語ってしまう逞しさ、良い意味での図太さは、こうした時間によって形成されていったのではないでしょうか。
村上虹郎の小さい頃、若い頃の画像
お父さんの村上淳郎さんと。
母のUAと。
目が大きいですね。
村上虹郎の俳優活動
村上虹郎のデビューは河瀨直美監督の映画『二つ目の窓』でした。
お父さんである村上淳さんと共演で、しかも主役に抜擢という運命的なものだったのです。
当初、最終選考まで残ったものの、残念ながら外れてしまった彼は、スタッフとして参加したいと熱望したのだそうです。
その時、彼は16歳で、まだモントリオールの高校に在学中でした。
しかしひょんなことから、その主演に抜擢された虹郎さんは、奄美の島で生きる多感な少年の役を見事に演じ切り、その作品で高崎映画祭の最優秀新人男優賞も受賞しています。
その翌2015年には、スペシャルドラマの『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』でテレビドラマでも主演デビューを果たしました。
屈折した日々をだらだらと生きていた主人公の少年『じんたん』を見事に演じ切り、原作のイメージをさらに膨らませるお芝居を見せてくれました。
村上淳さんの役者としての遺伝子や、UAさんの凛とした逞しさを受け継いでいるともいえますが、その存在感の強さは、まさに彼自身の個性であり、それが目力の強さにも繋がっているのではないでしょうか。
近年ではアニメ『いぬやしき』で主人公の御子神皓の声優としても話題になりました。
これもまた屈折した少年(半ば、人ではなくなってしまったキャラクター)として、大変難しい役柄であったと思われますが、その哀しみや怒り、まさに慟哭ともいえる叫びを見事に演じていたのです。
また、数々の映画の中でも綾野剛さんと共演された『武曲MUKOKU』では熊切和嘉監督に見出され、ラップミュージシャンを目指しながらも剣道の道に魅入られていく、これもまた複雑な心の流れを抱える不安定な少年の姿をスクリーンに残してくれています。
ドラマにも進出し、「仰げば尊し」に出演、不良グループのリーダーを演じていました。
素の彼は明るくて無邪気で、顔をくしゃっとさせてよく笑う青年ですが、その彼が役の上で見せるギラっとした凄みや虚無の瞳は誰にもまねのできない個性ですね。
少年期を脱し、これから大人になっていく彼がどんな役に巡り合い、どんな姿を見せてくれるのか、本当に楽しみです。